今週には梅雨明けと期待しましたが、もう少し我慢のようです。
前回は夏バテ対策としてのタンパク質、ビタミンの重要性について触れました。
夏バテと共に熱中症にも気をつかなければいけませんね。
熱中症予防には、こまめに水分をとることが大切です。
水分が減り過ぎると発汗による体温調節が悪くなり、 熱中症に陥りやすくなるそうです。
(発汗には、暑い時や運動した時に上昇した体温を下げる体温調節機能があります)
実は体内の水分は筋肉に一番多く含まれていて、筋肉は水分をためておく“タンク”のような役割があります。
筋肉のイメージからは水分が多いとは想像し難いですね。
どちからと言うと筋肉はガチガチで水分なんかあるの?と言う感じだと思いますが、実は筋肉は体に必要な水分についても役割を持っています。
「筋肉がパンプする」と言う言葉を聞かれたことがあると思います、トレーニングを行った時に筋肉が膨らみ、大きく見えることですが、これにも水分が関わっています。
話はそれましたが、筋肉に水分をためる役割があっても発汗により水分が体から出ていくと、同時に体に必要な栄養素も減っていきます。
特にナトリウム(塩分)も減りますが、鉄分も放出されます。
鉄分は発汗の他に足裏への衝撃が強い運動(マラソン、バレーボール等)でも失われるそうです。
(衝撃により毛細血管の中の赤血球が壊れ、鉄分が消失するそうです)
鉄分不足になると貧血気味になり、立ちくらみの症状があり、夏バテに似たような体がだるい、疲れが抜けない、ヤル気が無いと言う症状が現れます。
前回のお話で重要なタンパク質、ビタミン類に加え、鉄分を多く含む食品として、マグロの赤身、カツオ、豚レバー、納豆等の大豆類があります。
熱中症対策、夏バテ対策として、タンパク質、ビタミン類、鉄分を多く含む食品を食べて、無理の無いトレーニングを行い筋肉を増やして、今年の夏を元気にすごしましょう!
心身健康倶楽部では、若い方から中高年の方まで、頑張り過ぎないトレーニング、食事指導を行っていますので、是非一度体験して見てください。