ここ数日は朝晩と昼間の寒暖差が大きいですね。
なんとなく体調が悪い、疲れるを感じる方も多いと思います。
「寒暖差疲労」と言われる自立神経の乱れが原因の一因です。
人は自立神経を使って、気温が高いときは、体温を下げるために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しますが、気温が低いときは血流を滞らせ、毛穴を閉じて体温を逃さないようにします。
寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保つため、自律神経の働きが必要以上に活発になり疲労を誘発してしまいます。
夏場にエアコンの効いた部屋と暑い場所へ出入りすることでの「夏バテ」と同じです。
特に今年は在宅勤務で外出や運動の頻度が減り、自立神経のトレーニングが出来ていないことも影響がありそうです。
これまでも自立神経を整える方法として、お風呂につかる、良質な睡眠、それから筋トレも効果があることをご紹介しました。
それから呼吸も自立神経を整える効果があります。
腹式呼吸と呼ばれる深い呼吸が、肺の下にある横隔膜を上下運動させ、この横隔膜に自律神経が密集しているため、自律神経を刺激し、副交感神経が高まります。
人は緊張モードの交感神経が優位になりやすい為、リラックスモードの副交感神経を高めることで自立神経の乱れを整えられます。
またストレッチも呼吸を意識して行います、ゆっくりと深い呼吸をすると筋肉も伸びやすくなります。
是非、ストレッチと呼吸でリラックスして「寒暖差疲労」を解消してはいかがでしょうか?
心身健康倶楽部ではペアストレッチを行っていますが、自宅で出来るストレッチも指導しています。