筋トレで体脂肪を落としましょう!と言うお話をしていますが、そもそも脂肪を落とす(燃やす)とは?
脂肪を燃やす代表的な考え方をご紹介いたします。
脂肪は無駄なものでは無く、糖質とともに身体の重要なエネルギー源になる栄養素です。
まず、食事から摂取した脂質が消化管から吸収されて中性脂肪となって血中を流れます。
そして、筋トレなどを行うとアドレナリンや成長ホルモンの分泌を促します。
これらは中性脂肪をグリセロールと遊離脂肪酸に分解し血液を介して、筋肉などに運ばれ、筋肉活動のエネルギー源となります。
しかし、消費しきれずに余ってしまったものは再び結合して中性脂肪となり「いつか利用するために必要なもの」として体内の脂肪細胞に蓄え皮下脂肪や内臓脂肪という形になります。
つまり、脂肪を燃やす為には、まず脂肪を分解し、それからエネルギーとして利用することで脂肪を燃やすことが可能になります。
その脂肪の分解スピードを上げることに筋トレが大きく関わってきます。
また、筋トレを行った後は最長で5~6時間も脂肪分解作用が続くと言われています。
そこで、筋トレを行った後に速足でのウォーキングか軽いジョギング(心拍数が110~120程度、うっすら汗ばむ程度)を行うと分解された脂肪をエネルギーとして利用し、脂肪が燃えやすくなります。
息がハアハアと言うような強度の強いジョギング、ランニングだと脂質では無く糖質をエネルギーとして利用してしまいます。
このように脂肪を燃やす仕組みを理解すると、ダイエットもやり易くなると思います。