肩こりでお悩みの方は多いと思います。
仕事柄で肩こりを抱えている方に加え、在宅勤務のデスクワークで肩こりを感じる方も増えているそうです。
肩こりは、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅の広い筋肉に詰まったような、張ったような感じ、重さ、痛みを感じるような症状があることです。
原因は、長時間の首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、ショルダーバッグ等で片方の肩だけの緊張状態など、また精神的なストレスも原因になります。
予防としては同じ姿勢を長く続けないことが一番ですが、仕事柄難しく、マッサージに通われている方も多いと思います。
肩こり対策としては、入浴やマッサージなどで緊張をほぐし、血行を良くすることも有効ですが、僧帽筋と共にその深部にある肩甲骨と付着する筋肉群全体を動かすことも効果的です。
よく仕事の合間に首を回す方も多いですが、肩こりに関係する筋肉の一部しか動かない為にあまり効果は期待できません。
ジムでは背中のトレーニングでラットプルダウンと言う種目をよく行います。
このトレーニングは肩甲骨を中心に背中の様々な筋肉を動かすことで血流も良くなり肩こりも解消されることが期待できます。
ネイリストのお客様も肩こりの為にマッサージに通われていましたが、背中のトレーニングで肩甲骨周りを動かすようになってから肩こりが楽になりマッサージに通わなくて済むようになったそうです。
背中のトレーニングは姿勢改善にもなりますので、肩こり予防にも効果的です。
自宅でも出来る肩甲骨を動かす方法をご紹介します。
1.両肘を中心に前腕を45度程度前に曲げた状態で腕を肩と水平の高さまで上げます(肩に力を入れず、すぼめず、肩を楽にします)。
2.両腕をそのまま位置で息を吐きながら、ゆっくりと後ろに引き背中を寄せます。
 背中(肩甲骨)が後ろに引き寄せられる感じになると思います。
3.そのまま背中を寄せた状態で腕(肘)を下ろしたり、肩の位置まで上げたりをゆっくり繰り返します。
 5回~10回程度で良いと思います。
是非お試しください。