最近はO脚にお悩みのお客様が多いように思います。
X脚と同じく膝が曲がって見えて、足が疲れやすい、歩いた時に膝が痛い等の症状がある方もいらっしゃいます。
O脚は立った時に足全体が外側にアーチを描くような状態、X脚は立った時に内側のくるぶしはつかないのに膝がぶつかってしまうと言うような足が内側に「く」の字に曲がる状態です。
原因の多くは、普段の姿勢、座り方の癖、足の筋力のアンバランス、筋力の低下、体の使い方の癖等の影響です。
O脚の場合は、骨盤が後傾し、股関節が開いた状態になり膝が外側に向いてしまう方が多いようです。
骨盤後傾の原因は、腰を浅く背中が丸まった状態でイス、ソファーに座る癖、背中の筋力の低下があります。
X脚は、反り腰により骨盤が前傾し、大腿骨が内側に向き膝どうしがぶつかる方が多いようです。
反り腰になる原因は、パソコン等に向かう時の前傾姿勢の座り方の癖、お腹の筋力の低下、ヒール等の高い靴を履くことでのつま先加重などがあります。
それぞれ、立つ、歩く時に重心が内側、外側中心になりやすく筋肉のバランスも崩れやすくなり、そのままでいると年齢を重ねると共に腰、膝、股関節の痛みなどの症状を引き起こします。
最近はテレワークの方も多く、今まで以上に不自然な姿勢で座る時間が長くなり、脚の見た目に加えて様々な症状が現れている方が多いのかもしれません。
それぞれの予防、改善の為には、筋トレ、ストレッチも効果的です。
X脚の場合は大臀筋を中心としたお尻周りの筋肉強化、O脚の場合は太もも内側の筋肉の強化、そして背中、お腹周りの筋肉のトレーニングにより姿勢を改善することも効果的です。
膝痛、腰痛等の症状が出る前に姿勢のチェック、筋トレ、ストレッチで予防、改善を行いましょう。