年齢と共に「つまづく」「転ぶ」ことが増えたと感じる人は多くないでしょうか?
下り階段で脚がもつれたり、ちょっとした段差につまづいたりと。
目の衰えが原因と思われがちですが、脚の筋肉の衰えが主な原因となります。
「つまづく」「転ぶ」の原因の一つが脚の脛と言われている下腿部の前面にある筋肉の衰えです。
この筋肉は「つま先」を持ち上げる働きがあり、弱まることで歩行時に自然とつま先が上がらずに「つまづく」「転ぶ」の原因になります。
他にも腰を安定させる、脚を持ち上げる働きのある股関節部分の筋肉(腸腰筋)、同じく脚を持ち上げる、膝を伸ばす働きのある太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)の衰えが原因となり、これらが弱まることで正しく足を上げて蹴り出す歩行ができなくなり、つまずきやすくなり、つまずいた時に踏ん張れずバランスを崩して転倒にもつながります。
また、反射神経と言う言葉を耳にしますが、実は反射神経と言う神経は存在せず、視覚や聴覚など感覚を司る感覚神経が感じ取った情報を、手足や眼球の筋肉を動かす運動神経に情報が伝わり、スムーズに身体が反応することを表現しています。
この情報伝達のスムーズさが欠けることにより、とっさに身体が反応出来ず「つまづく」「転ぶ」の原因にもなります。
加齢、運動不足により脚の筋肉が衰えると共に反射神経と呼ばれる情報伝達の流れのスムーズさも衰えます。
筋肉を鍛えることがこの反射神経の強化に効果的と言われています。
またバランス能力を高めるトレーニングも組み合わせることで「つまづく」「転ぶ」の予防効果があります。
是非一度、心身健康倶楽部にご相談ください。