12月3日にジムのお休みを活用して、心身健康トレーナーの養成スクールが開催されました。

今回のテーマは生活習慣病の食事改善方法とトレーニングの注意点です。

生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、呼吸器疾患などを総称しており、重症になると心疾患やがん、運動器障害や認知症の危険因子となります。

中高年になると健康診断でこうしたリスクを認識する機会が多いですが、対処方法が解らずに時間が経過してしまうケースが多くみられます。

心身健康倶楽部では、健康診断で判定された数値や、担当医師の薬物療法などをもとに、食事改善や運動指導を行える知識を日々学んでおります。

お客様の中には、こうした取組により健康診断の数値を大幅に改善された方が多くいらっしゃいます。例えば脂質異常症の診断基準になる中性脂肪(トリグリセリド)は、数か月の食事改善と運動継続で数値が半分以下に減少するようなケースが多く見られます。

生活習慣病というのは文字通り、日々の生活習慣によって引き起こされるものですから、生活習慣の問題点を修正しなければ根本的な解決にはなりません。知識を持った信頼できるトレーナーにご自分の生活習慣をご相談いただき、何が原因なのかをしっかり把握して頂くことで、ご自身が自立して修正できる力を身に付けて頂くようにアドバイスさせて頂きます。

また、生活習慣病の方が運動を行う上で、リスクを伴うケースもございます。例えば高血圧症や糖尿病の方は、急激な心拍数の上昇を避けなければなりませんが、あまり軽い運動ですと効果がありません。どの程度の強度で、どのくらいの時間で運動を行えば良いのかという点が大切なポイントになります。服薬の種類によって注意すべき点も変わって来ます。

今回のスクールでは、こうしたことを再確認しました。心身健康トレーナーは日々学んでいます。