季節も秋に移り、コロナ渦の中でも感染防止対策をしての散策等の歩く機会も増えると思います。
日常生活では意識することも無いと思いますが、歩く行為にも実は様々な筋肉が機能を果たして歩行を可能にしています。
テレワーク等により歩く機会が減り、久しぶりに歩くと体力の低下を感じる方も多いと思います。
歩くときに使う代表的な筋肉は7つあります。
一つ目は、大腿四頭筋です。
太ももの前側の筋肉です。
膝関節を伸ばすときに機能する筋肉で、歩く時に脚を前に出す、階段を登る時、ボールを蹴ったりする時に機能します。
二つ目は大腿二頭筋です。
太ももの裏側の筋肉です。
膝関節を曲げるときに機能する筋肉で、歩く時のアクセルの役割があります。
三つ目は前脛骨筋です。
スネの外側の筋肉です。
歩く時に踏み出した足がつまずかないようにつま先を上げる機能があります。
四つ目は下腿三頭筋です。
ふくらはぎの筋肉です。
歩く時に足を前に蹴りだします。
これら脚の筋肉に加えて、股関節周りの筋肉も大切です。
五つ目として腸腰筋です。
足の付け根についている筋肉です。
股関節を動かすときに機能する筋肉で、歩く時にももを持ち上げる役割があります。
六つ目として、大殿筋です。
おしりの大きな筋肉です。
股関節を後ろに曲げるときに機能する筋肉で、歩く時にももを後ろに引き上げる役割があります。
七つ目は中殿筋です。
おしりの横に付いている筋肉です。
股関節を横に開くときに必要な筋肉で、歩く時や立っている時の姿勢を安定させる役割があります。
それぞれ筋力が弱ってくると、歩行姿勢が前かがみ、左右に傾く、つまずきやすい等の歩行だけでなく姿勢にも悪影響があります。
気候の良い秋にそれぞれの筋肉を使ってることを意識しながら散歩をしてみてはいかがでしょうか?
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