ビタミンと言うと果物、野菜に含まれると思う方が多いと思います。
特にビタミンCは耳にすることも多く、レモンなどの酸っぱい果物と美容、健康に良く、風邪を引きにくいと言ったイメージがあります。
ビタミンCと同じ水溶性ビタミン(水にと溶けやすく余分なものは尿として排泄されます)に分類される仲間にビタミンB群と呼ばれるビタミンがあります。
ビタミンB群はビタミンCと異なり、豚肉、鳥胸肉、レバーなどの肉類、うなぎ、まぐろ、サバ、あさりなどの魚介類、卵、牛乳に含まれ、他にも大豆、落花生、ほうれん草、バナナなどにも含まれます。
※ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類です。
ビタミンB群の主な役割は、食事(炭水化物、脂質、タンパク質など)から身体を動かすことに必要なエネルギーを作ることのお手伝いを行います。
難しい表現をすると、ビタミンB群はエネルギー代謝の補酵素の役割を担います。
つまり、ビタミンB群の摂取量が少ないと、身体に必要なエネルギーをスムーズに補給することができないために疲労感を感じるようになります。
夏の土用の丑の日にビタミンB群を含む「うなぎ」を食べる習慣も理解できますね。
また、ビタミンB群がエネルギー代謝を助けると言うことは、気になる糖質(炭水化物)、脂質を効率的にエネルギーとして利用することですから、ダイエットを気にする方にも効果がありそうです。
これからの残暑を乗り切るためにも、ビタミンB群を意識した食事を摂りましょう!