いよいよ梅雨入り間近ですね。
梅雨に入ると「梅雨だる」と言われるカラダがだるい、肩がこる、頭が重たい、ヤル気がでない等の体調不良を感じる方も多いと思います。
原因はいくつかあります。
梅雨時は低気圧の影響により、自立神経が乱れ体調不良を感じやすくなります。
気圧が低いと副交感神経が優位に働く為、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかなくなります=自立神経の乱れ。
(副交感神経は寝ているとき、体を休めているとき、食後等のリラックス状態のときに優位になり、交感神経は緊張したとき、興奮したとき、運動をしているとき等の活動しているときに優位になります)
また、梅雨寒と真夏日の気温差が大きいとき、冷房の使用で屋内外の温度差が大きいときに体温を一定に保とうとしてエネルギーを使うために疲労、体調不良を感じやすくなります。
この「梅雨だる」改善の方法は、生活のリズムを整えることです。
起きているときに交換神経が働き、休んでいるときに副交感神経が働くので、自立神経のバランスを整えるような生活習慣を心がけましょう。
具体的には、
起床時は、交感神経のスイッチが入るように雨や曇りでもカーテンを明け部屋を明るくし、しっかり朝食を摂りましょう。
日中は、意識的に階段を利用する、すこし多めに歩く等、活動的に生活しましょう。
食事は、疲労回復効果のあるビタミンB群(豚肉、レバー、納豆、これからの季節はうなぎ、枝豆など)の多い食材と免疫力を高めるタンパク質もしっかり摂りましょう。
夜は、ぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックスし、しっかりと睡眠をとりましょう。
快眠に適した温度は26度以下、湿度は50~60%と言われています。
そして、水分をしっかり摂りながら筋トレとストレッチで軽く汗をかくことも大切です。
「梅雨だる」予防には食事、睡眠、運動と規則正しい生活習慣が効果的であることがわかりますね。