新年を迎えて早くも半月が過ぎます。
まだ仕事のエンジンがかからない方、なんとなく怠い、ヤル気がでないと言う方も多いのではないでしょうか?
再開した日常生活に身体も気持ちも慣れず、ヤル気が出ないと言う方は時間の経過と共に回復すると思いますが、なんとなく怠い、体調が悪いと言うことが長引く方はお正月休みとは関係無く、姿勢の悪さ、骨格の歪み等が原因で常に軽い頭痛、身体が重い、腰が痛い等の病院に行くほどのことで無い「愁訴」と呼ばれる体調不良の1つです。
姿勢、骨格の歪みの原因は筋肉のバランスの悪さが原因となることが多くあります。
30代中頃からこの愁訴と呼ばれる体調不良を感じる方が増えてきます、特に最近は若い頃からパソコンに向かう時間が長い、足を組んで座る癖がある、女性であればハイヒールをよく履く、社会人になってからも重たいカバンを常に利き腕で持つ、ショルダーバックを常に決まった肩に掛ける、お母さんは子供を常に同じ腕で抱っこする等々の日常生活の癖からよく使う筋肉、あまり使わない筋肉、筋肉の左右差、前後差から姿勢、骨格を支える筋肉のバランスが崩れ、姿勢、骨格の歪が癖となり、先ほどの体調不良が現れることがあります。
実は筋肉は使い過ぎても、使わなく過ぎても硬くなる性質があります。
わかりやすいのが太股です、太股の表の筋肉は立ち姿勢、歩行、階段上り等でよく使われる感覚があると思いますが、逆に太股の裏は使うと言う感覚はあまり無いと思います。
例えば、前屈を行うと太股の裏が突っ張り、前に屈めない方が多いと思います、日常生活で主に太股の表の筋肉をよく使い、太股の裏の筋肉は使われない為に硬くなったことが原因です。
太股の裏の筋肉は骨盤とつながり、この筋肉が硬くなることで骨盤が後傾気味になり、その結果として猫背にもなりやすくなります。
このように日常生活の癖で筋肉のバランスが崩れることにより姿勢も悪くなり、それが体調不良の原因の一つにもなります。
気が付いたら自分の姿勢を確認してみる、軽くストレッチで筋肉を動かしてみることをお勧めします!