寒い日が続きますが、心身健康倶楽部のジム内は、精力的にトレーニングをこなすお客様の熱気で外の寒さを感じさせません。

ところで同じ寒さにさらされても、寒いと感じる人とそうでない人では何が違うのでしょうか。

 

その一つは『筋肉量』の違いです。

 

筋肉は収縮していない安静時も、細胞内でエネルギーを絶えず消費しています。

すなわち、筋肉は必要な時にいつでも動けるように「アイドリング(ウオーミングアップ)状態」にあるといえます。

筋肉量が多いと、この安静時の代謝量(基礎代謝量)が大きくなるので、体が温まりやすく寒さに強い体になります。

またトレーニングにより体温が上昇すると免疫が活性化し、風邪を引きにくくなることが知られています。

 

例えば、風邪を引くと発熱しますが、それを無理に解熱剤で低下させると、風邪の症状を悪化させるので、最近の医師はむやみに体温を低下させる治療は行いません。

その理由は、体温の上昇は体内に侵入したウイルス、バクテリアの増殖を抑制させると考えられているからです。

 

筋力トレーニングを行う事での恩恵は、寒い日こそ実感できると言えますね。