10月も中旬になり、朝晩は少し冷えてきましたね。
これからの季節、女性の方は冷え性に悩まされる方も多いと思います。
ご存じの方も多いと思いますが冷え性の原因は、血行が悪く、温かい血液が毛細血管まで十分に流れなくなって血管が収縮することで体、手足が冷えてしまうことです。
血管と言うと皮膚にうっすら見える太い血管をイメージしますが、身体中には毛細血管のネットワークが張り巡らされ、実は血管の99%は毛細血管なのだそうです。
毛細血管は非常に重要な役割があり、体のあらゆる臓器や細胞に栄養と酸素を受け渡し、逆に老廃物を受け取ります。
毛細血管は40歳を過ぎた頃から加齢とともに他の細胞と同様に細胞の分裂機能が低下し、新しい細胞に生まれ変わる能力が消失し減っていきますので、さらに冷え性になりやすくなります。
但し、この毛細血管は何歳になっても増やすことが出来るそうです。
その方法の一つが運動です、運動をして血流を良くすると、筋肉が酸素を必要とし新しい毛細血管が作られます、また血流が良くなることで縮んでいた血管がぐんぐん伸びてつながっていきます。
具体的には、無酸素運動(筋トレ)と有酸素運動(ジョギング、ウオーキング等)を組み合わせることで、筋トレの無酸素運動で筋肉細胞が酸素を多く必要し、そこに有酸素運動を行うと酸素が多量に共有され、新しい毛細血管が作られやすくなります。
毛細血管の心配はまだまだと言う若い方でも運動不足等で血流が悪く、冷え性になる方も多いと思います。
まずは、若い方から中高年の方も軽い筋トレ、散歩等で運動を行う習慣をつけましょう!
軽い筋トレについては、心身健康倶楽部にご相談ください。