水分不足に注意が必要な季節は熱中症などが心配される夏と思われる方が多いと思いますが、冬も注意が必要です。
身体の約60%は水分(血液など)です。
血液は酸素や栄養素を体中に届ける役割がありますが、水分不足になると血液は良く言われるドロドロ状態になり、血流が悪くなり身体中への十分な酸素、栄養素を届けられなくなります。
脳にも十分な血液が届けられなくなるため、頭痛を感じたりもします。
さらに酷くなると脳梗塞、心筋梗塞の原因の一つになる可能性もあります。
身近な感覚では、水分不足により老廃物の循環、排泄機能も低下して浮腫みの原因にもなります。
冬に体調不良を感じる方は水分不足が原因かもしれませんね。
ちなみに1日の身体からの水分の排泄量は約2.5リットルと言われています。
排泄分の水分は食事から約1.0リットル、体内で栄養素を燃やす時にも水分は多少生成され、飲み物からは約1.5リットル(コップ7~8杯)の水分補給が目安と言われています。
冬は暖房などによる乾燥により、夏の汗と同様に身体の表面からも自然と水分が失われています。
冬の体調不良を避けるためには意識して水分をこまめに摂取することをお勧めします。
また、筋肉は身体の中でも水分を一番貯められると言われています。
冬は寒さで動く機会、意欲も減り、筋肉が強張り、元気がないような状態になります。
寒い冬ですが筋トレをして筋肉を動かし、筋肉を元気にすることもお勧めします。
筋肉が元気な方は、体内に多くの水分を貯められて、いつも体、肌の張りもあるようです!