50代以上の方で「急に足が痛い」「足が痛くて歩けない」と感じることはありませんか?

その症状、もしかしたら脚の老化が原因かも知れません。

加齢に伴う脚の老化は、急に足が痛いと感じることがあったり、ひどくなると足が痛くて歩けなくなったりすることもあります。

そこで今回、こちらの記事では、特に50代以上で急に足が痛くて歩けなくなる方の原因や対策について詳しくご説明します。

また、最近下半身の衰えが気になる方や脚の老化対策を考えている方もぜひこちらの記事をお役立てください。

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急に足が痛くなるのは「脚の老化」が原因!

足を痛めた女性

40代、50代以上は加齢に伴い、脚の筋力や柔軟性の低下で脚の老化が進みます。

脚にかかる負担が蓄積されることで急に「足が痛い」と感じることがあり、ひどくなると最終的には歩けないことにも発展してしまうため、注意が必要です。

さらに、脚の筋力や柔軟性の低下が起こると、体の安定を保つために姿勢にも変化が現れます。

背中を丸めたり、前かがみになったりすることで体の安定性を保とうとしますが、足にかかる負担も強くなってしまうのです。

なお、脚の筋力や柔軟性の低下などで起こる脚の老化は、加齢以外にも日常生活でさまざまな原因が考えられます

そのため、日常生活で起こる脚の老化の原因を突き止めて、早めの対策が必要です。

脚の老化の原因

黄色の背景と脚

次に、日常生活で起こる脚の老化の代表的な原因についてご説明します。

・過度な運動
・床での生活
・重い荷物を持つ
・肥満
・運動不足

特に50代以上は、上記の原因と加齢が重なることで、急に足が痛いと感じてしまう症状がでる可能性が高くなります。

それぞれの原因について、ご自身に当てはまるものがないか確認していきましょう。

脚の老化の原因①過度な運動

脚の老化対策として、日頃からウォーキングや筋トレなどの運動をしている方がいらっしゃるかと思いますが、やり過ぎは禁物です。

もちろん、ウォーキングや筋トレなど運動を習慣化することは悪いことではありません。

ウォーキングは認知症や癌の予防などさまざまな健康効果が期待できますし、筋トレも筋肉を鍛えることで筋力低下を防ぐことが可能です。

しかし、ウォーキングは歩きすぎると疲れが溜まって免疫力が低下してしまい、風邪などの感染症にかかりやすくなる恐れがあります。

また、筋トレもやり過ぎてしまうと、歩けなくなる恐れがあるほど体に負担がかかってしまうのです。

さらに、50代以上の方は過度な運動には十分注意しましょう。

体にかかる負担が強すぎて急に足が痛いなど動けなくなってしまうと、その間に筋力が低下してしまいます。

すると、元の体になるまでにかなりの時間がかかってしまうことや、将来歩けないリスクも高めてしまうことになります。

脚の老化の原因②床での生活

日本人が持つ特有の文化である床生活を送ることは、脚にかかる負担が大きく、脚の老化の一因です。

特に、横座りは膝が捻れてしまうことで膝関節に必要以上のストレスがかかるため、急に足が痛い症状が起こりやすくなります。

また、正座も膝関節にかかるストレスが大きい動作の一つです。

正座や横すわりで床に長く座った状態から立ち上がる際には、バランスを崩して転倒するリスクを高めてしまいます。

しかし、正座や横座りの動作がすべて悪いわけではありません。

特に正座は、大腿部や膝の柔軟性を維持するために良いので、痛みが出ない範囲で行うと良いでしょう。

脚の老化の原因③重い荷物を持つ

毎日のように重たい荷物を同じ手や腰で持っていることが多い場合も、脚の老化の原因になります。

片側の膝や股関節に負担がかかり続けることで左右のバランスが崩れ、脚の軟骨がすり減りやすくなり、脚の老化が加速してしまうのです。

最初は、足のこわばりや動かしづらさ程度の症状が、ひどくなると急に足が痛いと感じたり、関節が腫れて水が溜まったりしてしまいます。

そうなると、最終的には歩けないことにも発展してしまうため、重い荷物を持つときはバランスを考えながら持つようにしましょう。

脚の老化の原因④肥満

膝は歩くだけで体重の2〜3倍、階段の上り下りで6〜7倍ほどの負荷がかかるため、体重が重くなると脚への負担が大きくなります。

脚への負担が大きくなると関節軟骨も早くすり減ってしまうため、急に足が痛いと感じる症状を引き起こすことになります。

また、肥満が与える影響は脚の老化だけではありません。

脳の老化や内臓・血管の老化も早める恐れがあります。

そのため、日頃から適正体重を維持するようにして、体全体の老化を防ぐようにしていきましょう。

脚の老化の原因⑤運動不足

過度な運動は脚の負担を高めることになりますが、反対に運動をしないまま過ごしていると、脚の老化が早まる一方になります。

運動不足が重なると急に足が痛くて歩けない状態になったり、立ち上がりや歩行の基本動作ができなくなったりしてしまいます。

また、50代以上は「サルコペニア(加齢などによって筋力や身体機能が低下する状態)」にも注意が必要です。

男性では11%・女性では17%が日本でサルコペニアに該当していると言われているほどです。

なお、サルコペニアは40代や50代の中高年層でも少しずつ兆候がでるため、運動不足による筋力低下には十分気をつけましょう。

50代から始める脚の老化対策

ウォーキングのイメージ

次に、50代から始められるおすすめの脚の老化対策を3つご紹介します。

・適度な運動
・簡単なストレッチを行う
・パーソナルトレーニングジムに通う

脚の老化が原因で急に足が痛いと感じる前に、それぞれの老化対策を実践していきましょう。

脚の老化対策①適度な運動

脚の老化対策には、日頃から適切な運動を心がけることで脚の筋肉量を減らさないこと、強い骨を維持することが重要です。

なお、運動は疲れが溜まらない範囲で自分の体力に合わせて行うことが大切です。

長くは歩けない方でもウォーキングなら7,000歩程度、筋トレなら週に1〜2回を目安に行うと良いでしょう。

運動初心者の方や50代以上の方は、運動方法やトレーニング強度にはくれぐれも注意して行いましょう。

脚の老化対策②簡単なストレッチを行う

運動に慣れていない方や、外で長時間は歩けない方で運動を始めたい方には、自宅で行えるストレッチがおすすめです。

脚の疲労は日常生活で歩く以外にも、長時間立っていたり座っていたりするだけでも蓄積されていきます。

蓄積された脚の疲労は放っておくと筋力低下につながってしまうため、日々の対策が必要です。

そのため、ストレッチを習慣にして毎日の脚の疲労を改善することで、脚の老化を少しずつおさえていきましょう。

脚の老化対策③パーソナルトレーニングジムに通う

脚の老化対策には筋力アップが効果的ですが、やみくもに筋トレをすることはおすすめできません。

鍛えたい筋肉が鍛えられないばかりかケガにもつながってしまい、脚の老化を早めてしまうことにつながるからです。

そのため、正しい方法で筋トレを行うことが脚の老化対策として重要です。

そこで、特に運動初心者や中高年で運動不足の方には、パーソナルトレーニングジムに通われることをおすすめします。

パーソナルトレーニングジムでは、正しい方法で筋トレができるため、効率的に脚の老化対策が可能です。

脚の老化予防は心身健康倶楽部へ!

サポートを受けながら筋トレする女性

50代以上の方で脚の老化対策を考えている方は、心身健康倶楽部へお越しください。

心身健康倶楽部は、中高年専門のパーソナルトレーニングジムになるため、50代以上の脚の強化対策におすすめです。

週1日60分の筋トレを継続的に行うだけで、将来歩けないことがないようにいつまでも健康的な下半身を作り上げることが可能です。

また、心身健康倶楽部は、一人ひとりの希望や体力などに応じたオリジナルメニューを提供しています。

そのため、運動初心者や運動不足の方でも楽しくトレーニングが続けられます。

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急に足が痛くて歩けない|まとめ

もし、50代以上で急に足が痛いと感じる場合、まずは病院での診察を受けることをおすすめします。

診断が病気でなかった場合は、脚の老化対策を実践していきましょう。

その際には、正しい方法で筋トレを行うことがおすすめです。

ぜひ、正しい筋トレ方法を習慣化して、健康的な体づくりを目指していきましょう。