朝起きて最初の第一歩を踏み出したとき、かかとのあたりにピキッと激しい痛みが走ることはありませんか。

それは中高年世代に多く見られる足のトラブルである「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」の代表的なサインかもしれません。

「体重が増えたせいで足の裏が痛むのだろうか」「痩せたらこの痛みは自然と治るのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。

本記事では、足底筋膜炎と体重の深い関係性を紐解きながら、痛みを繰り返さないための具体的な改善方法について詳しく解説していきます。

60分お試し価格 3,520円(税込)から「初回特別優待」で効果を実感

足底筋膜炎とは?中高年に多い足裏の痛み

足の裏を触る人

足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは、足の指の付け根からかかとまで網の目のように広がっている膜状の組織である足底筋膜が、引き延ばされて炎症を起こす状態を指します。

足底筋膜は、歩行時や走行時に足裏にかかる地面からの強い衝撃を和らげる、大切なクッションとしての役割を果たしている場所です。

特に中高年世代になると、長年の疲労の蓄積や体のバランスの変化によってこのクッションが硬くなりやすいため、痛みを引き起こすリスクが急激に高まります。

「足底筋膜炎は痩せたら治る」は本当?体重との関係

体重計に乗っている人の足

足底筋膜炎によって足裏に痛みを感じたとき、痩せたら治るのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、痩せただけで痛みが無くなるとは言い切れません。 

ここでは、体重が足裏に与える影響と、減量による変化について解説していきます。

体重減少が足裏に与える良い影響

「足底筋膜炎は痩せたら治る」といわれていることの理由は、足裏にかかる負担と体重の関係によるものである可能性が高いです。

足の裏には、歩くときは体重の約1.2〜1.5倍、走っているときは約2〜3倍もの衝撃がかかっているといわれています。

そのため、体重を落とすことに成功すれば、歩行時や直立時に足の裏へとかかる物理的な圧力が大幅に軽減されます。

足元にかかる負担が減ることで炎症の拡大が抑えられ、足裏の痛みや日中の歩きにくさが徐々に緩和していく良い変化を実感しやすくなるでしょう。

痩せただけでは根本解決にならない理由

「足底筋膜炎は痩せたら治る」という説は全くの間違いというわけではありませんが、ただ体重を落とすだけで完全に痛みが消え去るとは限りません。

なぜなら、足底筋膜炎の原因は体重増加だけでなく、足裏の柔軟性の低下や姿勢の崩れからくる歩き方のクセなど、様々な問題が関係しているからです。

ただ体重の数値を減らすだけでなく、硬くなってしまった足元の組織をしなやかに戻すアプローチを組み合わせることが必要不可欠と言えます。

足底筋膜炎の原因

足の裏を触る人

足底筋膜炎を発症することの背景には、日常生活におけるさまざまな要因が潜んでいて、痩せたら治るという単純なものではありません。

加齢にともなう体の変化を正しく知ることで、どのような対策を行えば足底筋膜炎の症状がスムーズに治るのかが見えてきます。

ここでは、中高年の方が足底筋膜炎を引き起こすきっかけとなる主な3つの原因を具体的に解説していきます。

加齢にともなう足裏のクッション性の低下

年齢を重ねるにつれて、足の裏にある土踏まずのアーチ構造を支える組織は、弾力性を失って硬くなっていきます。

痩せたら足底筋膜炎が治ると期待して減量しても、この足裏のクッション性自体が低下していると、歩くたびに微細な傷がつきやすくなります。

中高年の方の足裏にしつこい痛みを引き起こす慢性的な炎症を防ぐためには、体重管理と同時に足裏のセルフケアを行うことが重要です。

硬い靴や足に合わない靴による圧迫

クッション性の低い薄い底の靴や、ご自身の足の形に合っていない靴を履き続けることも、足底筋膜炎の原因のひとつです。

ダイエットを頑張っていても、靴が足に合っていなければ特定の組織にばかり疲労が蓄積してしまいます。

靴選びの重要性を無視してしまうと、日常的に足を酷使する環境にある方ほど、足底筋膜へのストレスを倍増させてしまう結果になります。

立ち仕事や長時間の歩行による過度な負担

毎日の仕事で長時間立ちっぱなしの姿勢を維持したり、硬いアスファルトの上を毎日のように長く歩き続けたりすることも、足裏に大きな負担を与えます。

そのため、足底筋膜炎が痩せたら治るのではないかと考えて過度な運動に取り組む方も多いかもしれませんが、逆効果の可能性があります。

休息が十分に取れないまま足の裏に負担がかかり続けると、疲労を蓄積する要因となるため、適切な休息を取り入れることが大切です。

足底筋膜炎の症状

足の裏を触る人

足底筋膜炎の主な症状は、朝の起き抜けや歩き始めにかかとや足の裏へ走る、ピキッとした鋭い痛みです。

しばらく歩いていると足元が温まって組織の突っ張りが緩むため、一時的に痛みが和らぎ、足底筋膜炎が治ったような錯覚を覚える方も多いです。

しかし、痛みが引いたからと安心をして日中に長時間立ち続けたり、痩せたら治ると信じてたくさん歩きすぎるのは禁物です。

夕方から夜にかけて足の裏に疲労が蓄積してくると、足底筋膜炎のジンジンとした重い痛みが再び強くなって現れることがあります。

このような症状が繰り返される場合は、足元からのSOSを無視せず、早めに適切なケアや専門家への相談をしましょう。

足底筋膜炎の改善方法

インソールを持つ人の手

足底筋膜炎の原因が分かったところで、足裏の痛みを根本から和らげ、快適な歩行を取り戻すための具体的な改善アプローチをご紹介します。

日常生活の中で今すぐ実践できる方法となっておりますので、足底筋膜炎にお悩みの方はぜひ取り入れてみてください。

足指を大きく動かして足裏の柔軟性を取り戻す

足底筋膜炎に悩む方は、体重を減らすのと並行して、足裏の組織を柔らかくするセルフケアが非常に効果的です。

床に敷いたタオルを足の指だけで手前に手繰り寄せるような動きを行うと、足裏のインナーマッスルが適度に刺激されて柔軟性が高まります。

毎日お風呂上がりなどの体が温まっているタイミングで継続して行うことで、足底筋膜炎のつらい痛みをよりスピーディーに軽減できます。

すねやふくらはぎをほぐして衝撃を和らげる

足裏とつながっているふくらはぎやすねの周りを優しくほぐしてあげることで、足底筋膜炎の改善効果が期待できます。

第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎが硬く突っ張っていると、アキレス腱を介して足の裏の膜まで強く引っ張られてしまい、炎症が引きにくくなります。

座った状態でふくらはぎを軽くマッサージしたり、足首をゆっくりと大きく回したりすることで、足元全体の衝撃吸収力を高めることが可能です。

クッション性の高いインソールや靴に見直す

靴のなかに柔らかいインソールを入れて物理的に衝撃を和らげることも足底筋膜炎の改善におすすめの方法です。

特に、土踏まずのアーチをしっかりと下から支えてくれる形状のインソールを選ぶと、足裏全体に均等に体重が分散されるようになります。

足元にかかる局所的な負担を減らす環境を整えてあげることで、傷ついた組織の修復がスムーズに進み、痛みの再発を予防することにつながります。

心身健康倶楽部で足元への負担を減らす体づくりをしよう

心身健康倶楽部

足底筋膜炎による痛みを未然に防ぎ、健やかな毎日を目指すためには、プロの力を借りて正しい体の使い方を身につけることが最も効率的です。

中高年専門パーソナルトレーニングジム「心身健康倶楽部」は、中高年の皆様の体に特化したマンツーマンの健康サポートを行っています。

足底筋膜炎の痛みを改善したいとお悩みの方に対しても、足元に負担をかけずに全身を動かす無理のないトレーニングメニューや、硬くなった筋肉をしっかり伸ばすストレッチなどをご提供いたします。

一人ひとりの悩みに合わせたマンツーマンレッスンを行っているため、体力に自信がない方や運動に苦手意識がある方でも安心して取り組んでいただけます。

なお、足裏に痛みのある方はまずは病院に行き、医師と相談のうえ無理のない範囲で運動に取り組みましょう。

薬に頼らない筋トレを試そう。60分3520円(税込)から

足底筋膜炎は痩せたら治る? | まとめ

本記事では、「足底筋膜炎は痩せたら治るの?」という疑問に対し、体重との関係性や足底筋膜炎の原因について解説いたしました。

激しい痛みを感じた際には病院へ行って診察を受ける必要がありますが、体重を管理して足裏への負担を減らすことは、足底筋膜炎の改善に対して非常に有効なアプローチの1つです。

「自分の歩き方に問題がないか見てほしい」「安全な方法で痛みを和らげたい」という中高年の方は、ぜひ一度、心身健康倶楽部の体験にお越しください。

専門知識を持ったトレーナーと一緒に、痛みのない軽やかな一歩を踏み出し、いつまでも元気に動ける理想の未来を創り出していきましょう。

60分お試し価格 3,520円(税込)から「初回特別優待」で効果を実感
枝光 聖人
監修者

枝光 聖人

パーソナルトレーナージャパン株式会社
心身健康倶楽部代表取締役

枝光 聖人

パーソナルトレーナーとして現在も活動中で、日々お客様を対応している。
中高生の皆様の日常に特化したパーソナルトレーニングの指導と教育を得意とする。
過去25年以上にわたる実績をもとに、中高生専門パーソナルトレーニングジムを全国展開中。

保有資格

心身健康トレーナー養成スクール 総長 人間総合科学大学大学院 心身健康科学修士 厚生労働省認定 ヘルスケアトレーナー