「運動が苦手でもできるダイエットをしたい」
「お腹周りを引き締めたい」
そんな方に、無理せずできる「腰振りダイエット」がおすすめです。
腰振りダイエットは腰を左右や前後に動かすだけのシンプルな運動で、40代以降の中高年の方でも無理なく続けやすいのが魅力です。
この記事では、腰振りダイエットの特徴や期待できる効果、正しいやり方を詳しく解説します。
腰振りダイエットを安全かつ効果的に取り入れて、健康的にウエストラインを整えていきましょう。
腰振りダイエットとは?

腰振りダイエットとは、腰や骨盤を左右・前後・円を描くように動かすシンプルなエクササイズのことです。
腰まわりを大きく動かすことで、普段使われにくい体幹の筋肉やお腹まわりの筋肉をバランスよく刺激でき、脂肪燃焼やウエスト引き締め効果が期待できます。
腰振りダイエットは特別な道具や広いスペースを必要とせず、自宅で気軽に始められるのが特徴です。
また、運動強度を自分で調整できるため、体力に自信のない方や中高年層でも取り組みやすいのが魅力です。
「運動は苦手だけどお腹の脂肪が気になる」「自宅でできる簡単なダイエット方法を探している」という方に特におすすめの方法です。
腰振りダイエットが40代以降に効果的な理由

腰振りダイエットは加齢とともに代謝が下がりやすく、体重やお腹周りの脂肪が気になり始める40代以降の方に特におすすめです。
ここからは、なぜ腰振りダイエットが中高年世代に向いているのか、その理由を具体的に解説していきます。
コア筋群の活性化
腰を振る動作は、腹横筋・多裂筋・骨盤底筋・横隔膜といったインナーマッスル(コア筋群)を同時に刺激することが可能です。
これらは体幹の安定性を支える重要な筋肉で、40代以降に低下しやすい「姿勢保持力」や「代謝維持」に直結します。
通常の腹筋運動よりも幅広い筋肉を使えるため、効率的にお腹まわりを引き締める効果が期待できます。
基礎代謝の維持・向上
加齢とともに筋肉量が減り、基礎代謝は自然と低下します。
腰振りダイエットは体幹を中心に大きな筋肉を動かすため、日常生活では使いにくい部位を活性化することが可能です。
その結果、消費エネルギーが増え、40代以降に多い「痩せにくさ」や「お腹太り」の改善につながります。
継続しやすい
40代以降の方は、仕事や家庭の忙しさで運動時間を確保しにくいケースが多くなります。
そんな中、腰振りダイエットは自宅で短時間・省スペースででき、強度調整も簡単なことが魅力的です。
腰振りダイエットの続けやすさはダイエット成功の鍵であり、無理なく習慣化できる点が中高年に特に適している理由です。
腰振りダイエットのやり方

動画でも紹介されているように、腰振りダイエットには複数のエクササイズがあります。
ここからは、その具体的なやり方を順番に解説していきます。
腰振りダイエットの動きはシンプルですが、正しいフォームを意識することで効果がしっかり得られます。
腰振りダイエット①体側ストレッチ

- 足を肩幅に開く
- 右手を真っすぐ上に伸ばす
- 左手で右手首をつかみ、体をゆっくり左に倒す
- 体の側面が伸びているのを感じながら30秒キープする
- 呼吸は止めずに自然に続ける
- 終わったら元に戻し、反対側も同じように行う
このストレッチは腰振りダイエットの準備運動です。体側をしっかり伸ばすことで腰やお腹まわりの可動域が広がり、後の運動がスムーズになります。
腰振りダイエット②体のねじりストレッチ

- 足を肩幅より少し狭めに立つ
- 両手を前に伸ばして、体の前で手を組む
- 大きく息を吸って吐きながら体を右にねじる
- お腹の横の筋肉(腹斜筋)が伸びているのを意識する
- 30秒キープしたらゆっくり元に戻す
- 反対側(左方向)も同じように行う
腰振りダイエットの最初の準備運動として取り入れましょう。
体のねじりストレッチは左右を均等にねじることで、腰回りとお腹全体をしっかり刺激でき、ウエストの引き締めや姿勢改善にもつながります。
腰振りダイエット③骨盤の横振り運動

- 足を肩幅より少し狭めに立つ
- 腕を胸の前で組む
- 上半身はできるだけ動かさず、骨盤だけを左右にゆっくり横に振る
- 左右同じくらいの幅で、バランスよく動かす
- 呼吸は止めず、リズムよく1分間続ける
骨盤を横に振ることで、お腹の横の筋肉(腹斜筋や体側)に刺激が入り、ウエストまわりがじんわり温まってきます。
この腰振りダイエットはシンプルですが、継続することで脂肪燃焼やウエスト引き締め効果が期待できます。
腰振りダイエット④骨盤の前後運動

- 足を肩幅に開き、腕を胸の前で組む
- 上半身は動かさず、骨盤だけを前後に動かす
- 前に出したときはお腹を縮め、後ろに引いたときはお腹を伸ばす意識を持つ
- 腰や背中に負担をかけないよう、ゆっくりとコントロールする
- 呼吸を止めず、リズムよく1分間続ける
骨盤の前後運動は、腹直筋や腰回りの筋肉を効率よく刺激できる腰振りダイエットです。
お腹の引き締めだけでなく、姿勢改善や腰の柔軟性アップにも役立ちます。
腰振りダイエット⑤骨盤の回旋

- 足を肩幅に開き、腕を胸の前で組む
- 骨盤を前→横→後ろ→横と円を描くように回す
- 上半身はできるだけ固定し、骨盤だけを大きく動かす
- 時計回りに1分間続ける
- 反対(反時計回り)も同じように1分間行う
- 呼吸は止めず、リズムよく続ける
骨盤を大きく回すことで、腰回り・お腹周りを360度刺激することができます。
この腰回りダイエットによって血流が促進されて代謝が上がり、腰の柔軟性や体幹の安定性もアップするため、ウエストの引き締めや便秘改善にも効果的とされる動きです。
腰振りダイエット⑥上体のねじり

- 足を肩幅に開き、骨盤をしっかり固定する
- 両腕を自然に下ろすか胸の前で軽く組む
- 顔は正面を向いたまま、上体だけを左右にねじる
- 左右どちらも均等に、大きくねじる
- 呼吸を止めず、リズムよく1分間続ける
骨盤を固定したまま上体をねじることで、腹直筋や腹斜筋がしっかり刺激されます。
顔を正面に向けることで姿勢が安定し、首や腰への負担を軽減できるため、ウエストの引き締めや体幹強化に効果的な腰振りダイエットです。
腰振りダイエット⑦骨盤の前傾・後傾

- 足を肩幅に開き、腰に両手を当てる
- 骨盤を前に傾ける(前傾)
- その後、骨盤を起こして後ろに傾ける(後傾)
- 股関節がしっかり伸びているのを意識する
- 呼吸を止めず、リズムよく1分間続ける
骨盤の前傾・後傾運動は、お尻や腰回りの筋肉をしっかり使いながら体幹を鍛えられるエクササイズです。
骨盤の前後運動よりも股関節を意識しながら行いましょう。
腰の柔軟性アップや姿勢改善にもつながり、腰痛予防にも効果が期待できます。
プロのサポートを受けるなら心身健康倶楽部!

ここまで腰振りダイエットの効果ややり方をご紹介しましたが、ダイエット成功の一番のカギは「正しい方法を継続すること」です。
しかし、自己流ではフォームが崩れたり、途中で挫折してしまったりするケースも少なくありません。
そんな方におすすめなのが、中高年専門のパーソナルトレーニングジム「心身健康倶楽部」です。
心身健康倶楽部では加齢に伴って落ちやすい筋肉量や基礎代謝を考慮しながら、一人ひとりに合わせたトレーニングを提供しています。
腰振りダイエットのような運動も、安全で効果的に取り入れられるよう指導を受けられるため、無理なく継続できるのが特徴です。
「自宅で一人だと続かない」「もっと効率よくお腹周りを引き締めたい」という方は、ぜひ心身健康倶楽部で専門的なサポートを受けてみてください。
腰振りダイエットは本当に効く?効果とやり方を解説!|まとめ
腰振りダイエットは、腰や骨盤を動かすだけのシンプルなエクササイズですが、体幹の筋肉を刺激し、基礎代謝を高める効果が期待できます。
特に40代以降の方にとっては、無理なく続けられる運動としてウエストの引き締めや姿勢改善に役立ちます。
ただし、自己流で続けているとフォームが崩れたり、思うように効果が出なかったりすることもあります。
そんなときは、中高年専門のパーソナルトレーニングジム「心身健康倶楽部」を活用するのがおすすめです。
心身健康倶楽部では、一人ひとりの体力や生活習慣に合わせたメニューを提案し、腰振りダイエットのような体幹運動も安全かつ効果的に取り入れられるようサポートしてくれます。
プロの指導を受けながら効率的にダイエットを進めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
枝光 聖人
パーソナルトレーナージャパン株式会社
心身健康倶楽部代表取締役
パーソナルトレーナーとして現在も活動中で、日々お客様を対応している。
中高生の皆様の日常に特化したパーソナルトレーニングの指導と教育を得意とする。
過去25年以上にわたる実績をもとに、中高生専門パーソナルトレーニングジムを全国展開中。
保有資格
心身健康トレーナー養成スクール 総長 人間総合科学大学大学院 心身健康科学修士 厚生労働省認定 ヘルスケアトレーナー






